top
ホーム
交流プログラム
フィッシング
ダイビング
街の案内
 ・マダン
 ・ラバウル
 ・カビエン
 ・ゴロカ
 ・ポートモレスビー
お客様レポート
イベント
お問合せ
ラバウル

 南緯4°東経152°にあるラバウルは東ニューブリテン州の州都。のんびりとくつろげる南海のパラダイス。
 かつては「南太平洋の宝石」とよばれ、世界中の旅行客で賑わったラバウル。天然の良港が開け、古くから海外との交流が盛んであり、ヤシとカカオの農園が経済の中心になっている。第一次世界大戦まではドイツ統治下にあり、整然とした町並みが建設されました。1942年には旧日本軍が占領し、ニューギニア本島への戦略拠点となり、3万人を超える日本兵が滞在した。94年の火山大噴火のため旧市街地は廃墟になっています。

■海軍司令部跡の地下壕(ヤマモト・バンカー)

 火山の噴火以前は戦争博物館だったが、現在は灰に埋もれているため、南東方面の作戦地図が壁にかかれた部屋を見るのみ。戦時中は海軍司令部草鹿参謀長が滞在していた。山本五十六元帥がブーゲンビル島で撃墜される数日前、ここに泊まっていた。内部は照明がないので懐中電灯を持参するとよい。現在施錠されており入るための鍵はハママスホテルにあります。(ハママスホテルから徒歩5分)

■平和記念碑

 第2次世界大戦の南太平洋での犠牲者を弔うため、1980年に建てられた記念碑。天井の太平洋のレリーフにはラバウルの位置に丸い穴があり、太陽の光が差し込むようになっている。道の状態が非常にわるいので現地の人に状況を確認してください

■トンネルヒル・火山観測所

 ラバウルの町には至る所に旧日本軍が掘ったトンネルが数多く見られ、その全長は500kmを越す。連合軍の空爆を逃れ、兵士たちはトンネルの中での生活を強いられた。また火山観測所内には戦時中、日本人技師が使用していた測量計がある。ここからラバウルの町と火山を一望できる。

■旧ラバウル空港跡と墜落爆撃機

 ラバウルの町から廃墟を抜けると灰色の荒野が左右に開ける。占領時には東飛行場と呼ばれ噴火直前まで空港として使用されていた。ここから多くのゼロ戦が戦場へ散華した。ヤシの林の奥に陸式一攻とゼロ戦の残骸が灰に埋もれている。

■ダヴルヴル火山と温泉

 今も絶え間なく噴煙を上げているのがダヴルヴル山。近年では1937年と1994年に大噴火を起こした。94年の噴火時には火山観測所が事前に警告を発したので、死傷者は数名にとどまった。火山に面した海岸は硫黄臭が漂い、砂浜からあぶくが立ち温泉が湧いている。戦時中の兵士も休息にこの火山の温泉を見ながら温泉に浸かったらしい。(但し現在は火山灰が沈殿しているため、火山灰でドロドロになってしまいます。)
ちなみにこの火山は花吹山と呼ばれていました。

■ラバウル・マーケット

 火山灰の肥沃な土壌で育った農作物や特産品が安く手に入る。バナナ,パイナップル,マンゴー,ランブータンなどのトロピカルフルーツや各種野菜のほか、名物のツグヅクリ(火山の地熱でヒナをかえす)の細長いゆで卵、本場のブアイ(ビートルナッツ)やタバコの葉がたくさん売られ賑わっています。日曜除く毎日7~17時。

■マルマルアン展望台

 旧日本軍がガゼル半島を占領していた当時の主要な基地の1つで大きなトンネルが地中に巡らされていた。海に向けられた砲台等が残っていて、展望台からはラバウルの町、シンプソン港、火山の煙などのパノラマを見下ろせる。(ココポからNo.4のバスで)

■シンプソン湾ハーバークルーズ

ハママスホテルにて手配可能。ます出発してからラバウルビーハイブへ。海面から突き出た2つの岩。シンプソンハーバー自体が古い火山のクレーターですがその火山の固い部分が残ったのがこのビーハイブ。1800年代には200人が住んでいた村がありました。ここからバンジージャンプも・・・
マチュピッド村では男性が砂を掘っています。鶏くらいの大きさのツカツクリという鳥の卵取りです。この小さな鳥は地熱でたまごを孵化させるために地中に卵を埋めます。その卵を掘っているのです。ここで取れた新鮮な卵でハママスにフーヤオチャン(中華風オムレツを作ってもらえます)
 

ココポ

 火山の噴火以前にラバウルにあった政府機関や銀行、商店などの多くが南東30kmにあるココポに移動し、新しい町として活気を見せている。病院、空港に続き、新たにラジオ局も日本政府の援助で完成したばかり。近い将来、ココポが東ニューブリテン州の中心地として発展するといわれています。
早朝ボートで少し出かけるとイルカの群生地帯へ到着します。500東程のイルカが走っているボートの周りによって来ます。またジュゴンなどもたまにビーチ際までやってきます。現在ラポポプランテーション、タクラム・ビーチ・シャレーなどビーチ近くの宿泊施設が出来ています。

■戦争博物館(ココポミュージアム)

 ゴルフコースの隣にある正式名「東ニューブリテン歴史文化博物館」。きれいに刈られた芝生庭園には第二次世界大戦の戦車,戦闘機,魚雷,ジープなどが陳列され、ほとんどが旧日本軍が持ち込んだ戦争の遺品。博物館の2階にはゼロ戦の一部,米軍機のノーズアート,降伏文書,機関銃,ヘルメット,水筒等が並べられている。別棟にはこの地域の自然環境や歴史を知るパネルや民芸品、バイニン族の仮面やカヌーがある。裏庭の檻の中では、PNG国有の動物,クスクス,カソワリ,ワラビー,ココモワニなどが飼われ愛嬌をふりまいている。学芸員サイモンの話を聞くのも面白い。毎日9時~17時。(入場料1キナ)

■ココポマーケット

 ラバウルよりもこちらのほうが大きく、扱うものの種類も豊富。お昼前後になるとバナナの葉に包んだ弁当のようなものを売るが、これはアイギールというココナツミルクで食用バナナと青菜と魚を煮込んだヘルシーな郷土料理。素朴な感じで美味。また焼いた葉で包まれたのはタピオカ餅でサゴヤシのでんぷんを固めてココナツミルク味にしたおやつ。これはいけるのでぜひお試しを。


■ゴルフ

 日中の暑さの下ではきついが、朝夕は涼しいのでゴルフも快適。「ラルム・カントリークラブ」(TEL:+675-982-8240)はハーフの9ホール。きれいな芝の海岸コース。詳しくはお問い合わせを。

■フィッシング

 ココポマーケットでもカツオやマグロ、サバなどの回遊魚が見られるように、周囲の海の魚は多い。タクラム・ゲストハウスではトローリング用のクルーザーを所有しており、チャーターで釣りを楽しめる。早朝から夕方までトローリングからボトムフィッシング、ナブラへ向かってのルアーキャスティングなど釣り方もお好み次第。中華のランチ、飲料も別料金で頼める。クラウロッジからは小型ボートでGT狙いのポイントに案内してくれる。

■オイスカ農園

 ニューギニアの人たちに米作りを教えるための施設だったが、今では農業だけでなく、家畜の飼い方、ワニの養殖(皮はかばん、肉は食用)、蝶の養殖(標本として販売するため)など、森林の伐採などのようにPNGの自然を破壊しなくても現金収入を得ることが出来るようにトレーニングをしている。ここでの見学、ムームーランチはぜひともお試しください。事前に予約をすればワニの姿焼きを含む地元の料理を堪能することができます。
最近は蝶々の養殖を始めサイテス書類付で蝶の標本の購入が可能になりました。

■ウィップダンス(鞭打ち踊り)
トーライの人たち独特のパフォーマンス、ウィップダンスは迫力満点です。男の力と強さを誇示するため腕、足や胴を細い竹の鞭で痛打します。鞭が勢いではじけ跳ぶ中、その男性は一声も上げずに我慢するのです。